首相にあえてジェンダーなアドバイス

 朝日新聞記事「米牛肉、自ら「解禁」 小泉首相、骨抜きステーキ特注」(06/30/2006) によると、ワシントンDCを訪れている小泉首相が当地の高級ステーキ店で秘書官らと米国産牛肉のステーキを食べたんだそうな。そこで注目したのがこの部分。

首相が注文したのは人気メニューの「プライムリブ」。普通は24オンス(約680グラム)で骨付きだが、特注で半分の12オンス(約340グラム)にカットし、骨も抜いてあったという。

 あえて jender なことを言いますが、総理、それはいけません。ブッシュが知事を務めていたテキサスというところは、「デカいステーキを食べる奴が偉い、男らしい」という文化です。24オンスのステーキは日本人にとっては確かに大きいけど、半分にしてもらったりしたら「フランス男性みたいな女々しい奴だ」とブッシュに笑われます。逆に倍の48オンスの肉の塊をペロリと食べ、「デザートにはそこのパイをもらおうか」くらい言えば、ブッシュは小泉さんを真の男と認めるでしょう(その先の小泉×ブッシュがどうなるかは昆布に任せる)。それでこそ米国との外交交渉をうまく運べるというものです。国益のため覚悟を決めて、前日断食してでもそうするべきでした。


 …というネタで、デビューボ話創作コンテストに入賞狙えるかな?