川崎市の教育を考える Bruckner05 さんが喧嘩売ってきたよー

アンチ・ジェンフリ系サイト「川崎市の教育を考える会 (仮)」の上野千鶴子講演について取り上げたエントリのコメント欄で、管理人の Bruckner05 さんがわたしについて以下のようなことを言っている

この人がダイアモンド氏インタビューをボロクソにけなしているとかで、件のエントリーをざっと見たことがあります。なんじゃこりゃあ、という印象しかありませんでした。
 記者の取材メールを、記事が出る前に公にするなんて前代未聞ですよ。私が知る限り、今年初めのインタビュー以後、世界日報にダイアモンド氏が登場したことはないはず。この一事をとっても、macskaなる人物が異常な精神構造の持ち主であるのは明らかです。
 記事が出てから、「あの記事には真意が反映されていない、だから取材メールを公開する」というなら、まだ話は分かりますよ。しかし、記事が出る前に公開するっていうのは、どうしたら正当化できるのでしょうか。
 それに、この人が文句を言っているのは、今年初めのインタビューだったはず。ならば、そのインタビューのテープか何かがダイアモンド氏の手元にあり、それを公開することで、山本氏の記事のインチキを立証する、というスタンスにならないとおかしい。しかしこの人が公開したのは、インタビュー時のものではないのです。
 というわけで、私はまともに相手にするような人物ではないと考えています。小生のブログにしきりとトラックバックをかけてくるtransやくざと、所詮、同じ穴のムジナでしょう。取材メールを暴露してまで山本記者を批判したいなら、是非とも実名でやってもらいたいですね。その場合は勿論、著作権法違反、名誉毀損(侮辱罪)等のリスクを負うことになりますが。

それに対するお返事はこちら:

あのメールを公開したことをどうやって正当化するかと言われれば、第一にメールの著者であるダイアモンド氏の許可を得たからです。ダイアモンド氏が何と言おうとその中で引用されている第三者の発言は秘匿するべきであったのではないかという主張は、それが私的なメールであったらその通りだと思いますが、あのメールは世界日報という報道機関の代表としてのものであり記者のプライバシーを侵害するおそれはないと思いました。取材対象者はちょっとした自分の失言が新聞の一面で大々的に報じられても文句を言えないのに、取材をしている記者の発言はそれよりはるかに読者の少ない個人のブログですら公開できないというのは著しくバランスを欠いておりフェアだと思いません。また、公開することによる公共の利益(ダイアモンドの真意を知ること、また世界日報の取材手法を知ること)が、秘匿して守られる私的な利益を大きく上回ると判断しました。それが正当化の論理です。しかも、最初のうちは「記事が出てからにしよう」と思って数ヶ月待っていたのですが、一向に記事となる様子が見られないので、おそらく内容が世界日報の論調に都合が悪いのでボツにしたのだろうと判断して公開に踏み切りました。
 Bruckner05さんに質問ですが、もしあなたが朝日新聞の記者が海外の識者にインタビューしたメールを入手したとして、その記者の取材手法があなたから見て誘導尋問と見えるような非常に不当なものであったとします。そしてそれにも関わらず、その識者は朝日新聞の論調に反することを堂々と主張していたとします。また、その取材から数ヶ月たっても一向に記事となる様子がなく、朝日新聞の論調に合わないからボツになったのではないかと感じていたとします。さらに、あなたがその識者に問い合わせたところ、そのメールを公開しても構わないと言われたとします。
 そういう条件が揃ったとき、あなたはそれでもその取材メールを公開しないと言えますか? そして、あなたと意見を同じくする他の人が取材メールを公開した場合、あなたはそれを「前代未聞」「異常な精神構造の持ち主」と非難しますか? わたしは、仮にあなたがそういう経緯で朝日新聞の取材メールを入手してそれを公開したとしても、公開したことをもってあなたを非難しようとは思わないですし、あなたの精神状態を揶揄したりもしません。それは、わたしに近い意見の持ち主であれそうでない相手であれ、そういった党派的な理由で判断に差をつけるようなこと(ダブルスタンダード)をわたしはしないよう心がけているからです。
 例えば、以前わたしは世界日報の記事や八木秀次氏の論文で上野千鶴子氏が不当に中傷されていることを批判しましたが、その上野千鶴子氏の講演については文献引用の過ちなどを批判する内容を最近ブログに書いています。また、「諸君」で八木秀次氏らと対談したことで「右翼に戻った」と批判されていた元統一教会信者の仲正昌樹氏について、そのような批判は不当であるという意見も書きました。
 党派的意見の持ち主と言えば、あなたが「トランスやくざ」と呼ぶ人の発言について、わたしはフェミニズム系のメーリングリスト上で、わたしのサイトの掲示板で、「はてなダイアリー」にある第2ブログにて、そしてその人のサイトのコメント欄で、わたしは何度も批判しています。あの人の書くものは、何事も「敵か味方か」に峻別し、一旦対象を「敵」とみなすと言いがかりでも何でもいいからとにかく思いつく限りの悪口を言って貶めようとするパターンが多く、非常に醜いと思います。はっきり言います。あんな下等な馬鹿と一緒にするな。わたしにとっては、「異常な精神構造」と言われるよりあんなのの仲間と見られた方がよっぽど屈辱です。

ま、Bruckner05 さんに「まともに相手に」されたいわけじゃないので、放っておいてくれるならそれでいいんですが… しかし、今年最後のエントリ(現地時間大晦日の午後11時)がこんなくだらないモノになってしまうとは。新年最初がコレでなくて良かったとも言えるけど。