2006-05-01から1ヶ月間の記事一覧

お返事ありましたー。

hidex7777 さんから早速お返事いただきました。リクエストに応えて長文書いてくださってありがとうございます。 なんだか、いろいろ細かい理由が書いてあって、それはだいたい「伊田さんの文章をそう解釈して、わたしの文章をこう解釈したのであれば、もっと…

ここ10年くらいで最悪の文章を書いてしまったらしい

本家ブログ最新エントリで伊田広行さんの「スピリチュアル・シングル」主義についてかれの書いたものを元に解釈してみたのだけれど、ブックマークで b:id:hidex7777 さんにこんなこと言われちゃってがっかりした。 2006年05月30日 hidex7777 polit, macska …

病気で倒れました

続けてブログにいろいろ書いてたら、やっぱりまた倒れました。 いつもこればかり。昨日一日寝てたらちょっとマシになりました。 ところで、最近 *minx* 閉鎖しようかなーと思ってます。本家ブログと *minx* を使い分けるつもりでいたのに、いつの間にか *min…

タリバンにでも入ったらー?

わたしが関わる性暴力情報センターという、ここ10年くらいほとんど更新していないサイト宛に以下のようなメールが届いた。 はじめまして 当会は男女平等をUniversalDesignする会:(注:個人名削除)と申します。 貴センター様のお考えについて一つお聞き…

他者に「無謬性や教条主義の影」ばかり見出すという症候

khideaki さんがまたゴチャゴチャ書いてます。 次に、瀬戸さんが指摘している「フェミニズムのうさんくささ」のタイトルの問題に移ろう。このタイトルが、論理的な考察を妨げて感情的な反発を呼んでいるという指摘だ。しかし、僕はこのタイトルは充分論理的…

あるマルクス主義者の自意識劇場

どうやら khideaki さんは chiki さんだけをマトモな議論相手と認定する一方、わたしなどは「まったく前提を共有できない」「議論にならない」相手だと断定してしまっているらしい。そう考えるのはもちろんかれの勝手だけれど、かれの議論がどんどん支離滅裂…

これで通じないなら、もう論理を口にしないで欲しいと思う

今日はやたらと書きまくっているけれども、khideaki さんが chiki さんからの批判に応える中で、はじめてフェミニズムに特有の「暴走性」を特定のフェミニズム解釈に依存しない形で示している。すなわち、 他の思想と比べてということでいえば、同じように逸…

ぶるっくなー救済計画(倒れ?)3

khideaki さんに構っているうちに、Bruckner05 さんが新たな記事を載せている。「大沢・上野・デルフィ説」などと言って、自分に理解できないものを勝手にごちゃ混ぜにしたりしているけれど、それはともかくわたしが以前「ジェンダーがセックスを規定する」…

「行き過ぎた」のはいったいどちらか

続きになるけれど、khideaki さんの「行き過ぎたフェミニズム批判としての『フェミニズムの害毒』」について。 まず、善意から出発したはずの思想が自己目的化して暴走することを懸念しているはずの kideaki さんが、こともあろうに「家族を守る」というまっ…

ひとつ聞きたい

フェミニズムについてわざわざデマを挙げて批判したり、極限まで行けば危険だといったりする人が絶えないですが、そんなに現実の「おかしなフェミ」を見つけるのは難しいですか? バカなフェミがそこら中に転がっていて非常にウザイんですが、どうしてそうい…

批判対象と同じ問題を抱えた「極論としてのフェミニズム批判」

khideaki さんの「フェミニズムのうさんくささ」という文章をきっかけにいくつかのブログで反論があがっている件についていくつかコメント。これまでの議論の経緯はここで全部示さないけれど、トラックバックをたどれば分かるはず。 ポイント1:「極論とし…

スティーヴン・コーベア解説パート2

先日わたしが解説を書いた町山智浩さん訳のスティーヴン・コーベアのジョークですが、指摘を受けて町山さん内容をが一部修正されたようです。 それはいいのですが、前回解説をつけ忘れた部分があるのでさらに追加。前回通り、単なる誤訳はスルーしてジョーク…

ロスアンヘレスから帰還

UCLA(カリフォルニア大学ロスアンジェルス校)でフランス人脳神経・遺伝学者の Eric Vilain さんと会ってきました。ちょっと nerd っぽいの顔した、気さくな感じの人でした。トップクラスの研究者なので当たり前と言えば当たり前ですが、とっても頭の回転の…

スティーヴン・コーベア@ホワイトハウス晩餐会のジョーク追加解説

ちょっと前の話だけれど、上山さんのブログで見るまで日本で紹介されているとは知らなかったので。まず、町山智浩さんが大部分を訳してくださっているので、そちらを参照。以下は、町山さんの訳では分かりにくいジョークを解説します。ジョークに特に関係の…

小ネタ2篇

明日からロスアンヘレスに行くところだけれど、その前に面白いもの見つけちゃった。 みなさんおなじみの chiki さん作「ジェンダーフリーとは」に対抗してはじめたらしい「ジェンダーフリーについて」というページ、ランク上げに協力したくないので URL は h…

女性差別の構造が生み出した「男性差別」の個別例

方々で話題となっている毎日新聞の記事「<就職性差別>大阪の男性が提訴 派遣会社に賠償求める」(05/14/2006) を読む。大阪府の専門学校生が派遣会社の求人に応じて応募したところ、男性であることを理由に採用を断られたという内容。以下は記事から引用。 …

ドメスティックバイオレンスの定義

ある人から教えてもらったんだけど、このサイトの中のこのページ: http://www02.so-net.ne.jp/~cherry-b/dvtoha.htm わたしのサイトをパクってないですか? http://macska.org/emerging/dv02-definition.html ま、ちゃんとした情報が広まるのは望ましいこと…

無知で無恥のバカって、手がつけられないよね

勝手に「macska に惚れ込まれた」と名乗ったりしてストーカーっぽいのが気色悪いから放置しておこうかと思ったんだけれど、先日の「フォビアで苦しむのは、フォビアを抱えている当人の側」という記事で紹介したある論文について、勘違いストーカー野郎がこう…

フォビアで苦しむのは、フォビアを抱えている当人の側

本日早朝の記事のコメント欄にて # spider plants 『突然の書きこみ失礼します。 学者も当事者も活動家も、ホモフォビアって、ところで何?というレベルにあるのが日本の現状なのではないかと思います。言葉自体もまだまだ流通していないのでは。これをきっ…

日本の「ホモフォビア反対」言説のレベルってこの程度なのか

大沢真理氏が Act Against Homophobia のサイトに寄せているコメント: ホモフォビアは、人間の多様性と可能性を否定する人権侵害です。 もっとも、私自身は異性愛・同性愛という捉え方をしていません。既成の社会は、女性に対しても男性に対しても、男性を…

ぶるっくなー救済計画(2)

Bruckner05 さんの「『多様性の尊重』というプロパガンダ」について。 まず、Bruckner05 さんは、わたしが「多種多様なジェンダーのあり方を肯定」と言っていることに対して、ジェンダーフリー派などが定義するところによるとジェンダーとは規範のことを指す…

ぶるっくなー救済計画 続行中

Bruckner05 さんの最新エントリ「続・ジェンダーフリーはジェンダーレスではない?」へのお答え。 まず、わたしの指摘をまとめた(1)〜(5)については(そのまま引用している部分もあるので当たり前といえば当たり前だけれど)かなり正確にこちらの意図…

急用が入って

ロスアンヘレスに今月17〜19日行くことになりました。 現地在住の方がいたら、昼飯おごってください。夜でもいいけど。 LA は数年前にひびのさんと一緒に行って以来だなー。 ちなみに、サンフランシスコは来月13〜19日です。 木曜日(15日)夕方、…

「ジェンダーフリーは必然的に暴走する」という暴論

まいどお馴染みの Bruckner05 さんがの最新エントリ「ジェンダーフリーはジェンダーレスではない?」より: 「ジェンダーフリーはジェンダーレスとは違う」というのが、成城トランスカレッジchiki氏やフェミニストmacska女史らの見解で、多くのジェンフリ支…