林道義さんがわたしに反論するそうですー

林道義さんが自分のサイトに牧波昆布郎氏の批判に対する反論を掲載、さらにわたしへの反論・批判も予告している。というか、どうしてわたしだけ2回に渡って批判するんですか? ま、いいけど。
 わたしが林道義さんについて書いたエントリは過去に1つだけで、本家ブログ記事「生物学基盤論を唱えながらジェンダーフリー教育の弊害を叫ぶ矛盾」というのがそれ。主要な点を簡単にまとめると、林道義氏はデイヴィッド・ライマー氏(「ブレンダと呼ばれた少年」)を挙げるなどして性自認が生物学的に決定される(もしくは、強力に方向付けられる)とする一方、「男子を男らしく、女子を女らしく育てないと」性同一性障害をはじめとするさまざまな問題が起きるので男女混合名簿など男女の区別をなくすような教育をやめろと言っている。
 それに対して、性自認が環境ではなく生物学的要素によって決まると言いながら、男女の区別をしないだけで性同一性障害が起きるというのはどこからどう見ても明白な矛盾じゃないですか、というのがわたしの批判の内容。マネーがやったように、手術までほどこして無理矢理男の子を女の子として育てようとしても失敗したのに、男女混合名簿くらいでそんな弊害があるわけがないじゃないし、もし教育によって性同一性障害が発生するとしたら、性自認は生まれつき決定付けられているというのは間違いだということになる。
 これは単純な論理の問題であって、フェミニストならこう見るが反フェミニストから見るとこうだという問題ではないはず。たったそれだけの事なのに、一体林さんはどうやって反論するのか非常に興味があります。