「男女平等バカ」って、なんだかリズムが悪いんですけど

男女共同参画バカ」ならリズムがいいのになぁ、とそれこそバカなことを考えてしまったけれど宝島社の新刊「男女平等バカ」。表紙に「年間10兆円の血税をたれ流す、『男女共同参画』の怖い話!」とちょっと考えれば誰でも「そんな事あるわけない」と気付くようなトンデモをデカデカと載せたのは、この本は丸ごとトンデモだから相手にしないようにとの編集部の配慮だろうか。
 目次を見てみると、なにやら三流のライターばっかりなんですが、やっぱりいました山本彰氏@世界日報。こんな感じです。


「男の子でも育て方で女の子になる」
狂気の人体実験「ブレンダと呼ばれた少年」の悲劇
▽「男の子でも育て方で女の子になる」「男女の性差は社会的・文化的につくられたもので先天的なものではない」……。ジェンダーフリー理論の根拠となった「ブレンダ」学説は、やがて悲劇とともに崩壊した。
山本彰世界日報記者)
 ウソだとはっきり分かっていることを、いつまでも飽きないですねー。記事でダイアモンド教授の発言をまた悪用してたら承知せんからなー。
 ちなみにおーつかさん、「山本彰」のキーワード作成ありがとうございます。でもわたしまだ市民権持ってなくて編集できないので、誰かもっと詳しい情報を載せてくれると嬉しいです。関連記事はこちらにあるので:

 具体的な論点についてはお馴染みジェンダーフリーとはで読んでください。ここに挙げたのはあくまで山本彰氏についてのエントリなので。