AA用語が政治にまで影響を与えている例

 AMERICAblog経由でスティーヴ・キング下院議員(アイオワ州選出、共和党)の5月16日の演説から(以下は意訳。原文はリンク先参照。):

 議長、米国において投票用紙を複数の言語で提供する理由は一切ありません。なぜなら、他国からの移民が米国市民になるには基本的な英語の語学力を持つことが条件となるからです。他国から米国に合法的に来て米国市民になり参政権を得た人は、既に英語の読み書きができるはずなのです。
 (中略)
 米国で参政権を持つ人が英語を介さないとすると、その唯一の可能性は、その人が生まれつきの米国市民であり(米国で生まれた人は他国籍の親の子でも自動的に米国市民になる)、なおかつ18歳になり参政権を得るまでに簡単な投票用紙を理解できるだけの英語を学ばなかった例です。そういったコミュニティで生まれ育ち英語を一切学ばなかったアメリカ市民に通訳を与えることは、まるでアルコール中毒者にお酒を与えるような行為であり、かれらが英語を学ばないことをイネイブルするのではないでしょうか。