さらに笑える!むにゅうの爆笑劇場2

 うーん、よほどのことがない限り、いい加減放置しておこうかと思ったのだけれど、あまりに面白過ぎて放っておけない「むにゅうの爆笑劇場」続報。
 もともとわたしが言っていたのは、これだけの単純なこと。

 賃金労働できるはずの人が専業主婦になれば収入は確実に減るはずで、従って購買力は下がるはず。 (略) 専業主婦がいる家庭の購買力が大きいというのは事実だろうけれど、それは専業主婦になったから購買力が上昇するのではなく、購買力のある層が専業主婦になることができるから。

 これに対し、むにゅうが信じられない反応を見せる。

 専業主婦を客にできれば、客の少ない平日の午後にも飲食店は収入を見込めるわけです。
 (略)
 まあ、経済的に豊かというのをお金の多寡でしか計れない人では、想像力も貧困なのは仕方が無いことか。

 前半は単にバカなだけ。でも後半の「経済的に豊かというのをお金の多寡でしか計れない人は〜」というのはどういう意味だか不明でした。が、ついに明らかになるその真意!

 完全に間違っています。
 経済的に豊かとは生産・流通・交換・消費等の諸活動が豊かということです。
 お金の多寡とは無関係です。
 ていうか、インフレやデフレも知らないの?

 さらに、こんな事も言っていました。

 経済的に豊かな状態とは、生産・流通・交換・消費等の諸活動が豊かな状態ということです。
 お金は、これらの活動の指標や媒介物として使用されているモノにすぎません。
 macskaは、経済学の基礎的な知識にも乏しいようです。
 macskaの想像力が乏しいようなのは、自分を着飾るために学問の結果を手っ取り早くコピーして偉ぶっている姿を見ればわかります。

 それまで賃金労働をしていた人が専業主婦になれば、フツーは世帯収入が減ります。当たり前です。しかしその当たり前のことが、むにゅうの頭の中では「経済学の基礎的な知識」に反することだというらしい。なぜなら、インフレやデフレを考えれば分かる通り、お金をいくら持っているかということは経済的な豊かさそのものではないからだ、というわけ。
 でもさ、ここでは賃金労働者が専業主婦になれば購買力が減るということを話しているのよ。数字の上で収入が増えるとか減るという話じゃなくて、外食したりショッピングしたりできる量が減るということなの。だから、「いや、専業主婦になった方が購買力が上昇するんだ」と主張するのでなければ、全く反論になっていないわけですよ。
 経済学の基礎云々は、要するに単なる知ったかぶりというコトで。わー恥ずかし。