男性性研究者たちの勘違い

 某秘密主義MLからこんなのが流れて来た。転載歓迎らしいので引用する。

男性性研究フォーラム2007
男性性の転換期?
ポスト「小泉・安倍」時代の男性問題
●主催:男性性研究フォーラム
●日時:2007年12月1日(土)13:00〜16:30
●場所:立教女学院短期大学301教室
   (京王井の頭線三鷹台駅北口下車徒歩1分)

 その案内文に、こんな文面が(強調は引用者)。

近年の構造改革によってそれまでの
いわゆる「会社人間」男性を前提とする社会が激震した一方、
下流社会」に甘んじ社会的上昇を期待しようとしない
若年男性の出現が指摘されています。

 うわ、「『下流社会』に甘んじ社会的上昇を期待しようとしない」だってよ! なんだろうこの勘違い。
 このフォーラムをやっているのは、細谷実さん(関東学院大学教授)、沼崎一郎さん(東北大学教授)、北仲千里さん(広島大学准教授)、海妻径子さん(岩手大学准教授)のみなさん。
 'nough said.


 一応、案内の全文を転載しとこう。誰か都合がついたら、押し掛けて文句言ってやって。

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男性性研究フォーラム2007


男性性の転換期?
ポスト「小泉・安倍」時代の男性問題
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 近年の構造改革によってそれまでの
いわゆる「会社人間」男性を前提とする社会が激震した一方、
下流社会」に甘んじ社会的上昇を期待しようとしない
若年男性の出現が指摘されています。
「イケメン」「王子様」「チョイ不良おやじ」がブームになる一方で、
憲法改正再軍備が議論されるなど、
「男」をめぐる諸相は錯綜しています。
 「男(らしさ)」をめぐる問題を考える上で、
「小泉・安倍」時代とは何だったのでしょうか。
そして、男性問題は、ポスト「小泉・安倍」時代へと
今後さらなる転回をみせていくのでしょうか。


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●主催:男性性研究フォーラム
●日時:2007年12月1日(土)13:00〜16:30
●場所:立教女学院短期大学301教室
   (京王井の頭線三鷹台駅北口下車徒歩1分)
*会費無料 
*事前申し込み不要
*情報交流のために、男性問題について
お書きになった配布物などあれば、ご持参ください。
*男性性研究フォーラムは、2006年に海妻、北仲、
沼崎、細谷が作った研究交流のための小グループです。


●プログラム
13:00〜14:00
<第一部>これまでの日本の覇権的な男性性
 報告1 細谷実:ネオリベラリズムと覇権的男性性の転換
 報告2 沼崎一郎:丈夫(ますらを)と手弱女(たをやめ)の
            反復 〜日本的男性性の多様な源流?
14:10〜15:10
<第二部>現在の若い男たちの状況
 報告3 北仲千里:調査からみえてくる若い男性と男性性
 報告4 海妻径子:「抵抗的男性性」の規律化? 
           〜周縁的若年男性をめぐる政治学
15:30〜16:30
<第三部>会場全体でのディスカッション