病院におけるアイロニー(×3)
というわけで、また病気になって2日ほど入院してたわけだけど。おかげで無神論者集会行けなかったよ。
入院中、暇なので患者が自由に読める本が置いてある棚をみていたところ、『The Dangerous Medicine』というスリラー小説が置いてあった。優秀な医者の仮面をかぶったシリアルキラーの話らしい。心配性の患者がこんなの読んだら大変なことになると思うけど、置いておく病院も病院だ。すごいアイロニーなのかもしれないけど。
アイロニーと言えば、病室への持ち込み禁止物リストみたいなのがあって、麻薬やら銃の持ち込みはいけません、というのはまぁ当たり前だから分かるのだけれど(おっかねー国だ)、リストをずっと読んでいたら「囚人服の着用は禁止」という項目があった。おそらく刑務所から重病の囚人が運び込まれたりすることを想定しての話なんだと思うけど、もしかしたら病院の管理に不満を持った患者がアイロニーを込めた抗議のために囚人服を着用するのを恐れているのかも?
しかし、せっかく見舞いに来てくれた友人、何か読む物持ってきてくれとお願いしておいたのだけれど、なんと法学の学術誌を持ってきた。フェミニズムと法の特集号か何かなんだけど、いくらなんでもそれはないんじゃないか。ていうか、わたしって病気で入院しているときに法学の学術論文読むようなキャラとして理解されているわけですか? てゆーかなにかのアイロニー?
あ、いまはもうすげー元気なのでご心配なく。